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3Dプリンター活用事例(映画業界)

今回のブログでは、映画業界における AM 活用事例をご紹介致します。
比較的有名な映画でも意外な所でAM技術が使用されています。

ParaNorman(2012)の事例

AM製造対象品:ディーゼル燃料噴射器

ポイント:

・アニメーション映画の主人公「Norman」の顔パーツ

・フルカラー樹脂で計31,000点の顔パーツをプリントし、パーツの組み合わせで150万パターンの表情を表現

参照元:
https://facfox.com/news/beyond-cgi-3d-printed-props-are-also-essential-in-film-industry.3dm

Chase Me(2015)の事例

AM製造対象品:映画本編内の全登場人物、道具、背景

ポイント:

・本映画は3Dプリントされた物のみを使用して撮影が行われた

・樹脂素材で計2,500点がプリントされ、木などの大きな部品は最大22部品に分割プリントされた

・プリントに使用した期間は10ヶ月

参照元:
https://facfox.com/news/beyond-cgi-3d-printed-props-are-also-essential-in-film-industry.3dm

Star Wars: The Force Awakens(2015)の事例

AM製造対象品:映画内で使用されている各種小道具

ポイント:

・主に3Dプリントされた例としてストームトルーパーのヘルメット、アーマー、カイロ・レンのライトセーバー、C-3POの一部パーツが挙げられる

・3Dプリントが採用された背景は高い精度の小道具を比較的早く製造して撮影に入れる為

参照元:
https://facfox.com/news/beyond-cgi-3d-printed-props-are-also-essential-in-film-industry.3dm

Jurassic World(2015)の事例

AM製造対象品:恐竜の化石

ポイント:

・本物の恐竜の化石をスキャンしたデータを用いて3Dプリントが行われた

・雄、雌、青年期の各種恐竜の化石を複数のポーズが製造されて撮影に使用された

・3Dプリントが採用された背景はよりリアルに映像に移せるようにする為

参照元:
https://facfox.com/news/beyond-cgi-3d-printed-props-are-also-essential-in-film-industry.3dm

Black Panther(2018)の事例

AM製造対象品:登場人物のアクセサリー

ポイント:

・登場人物で女王という設定のラモンダが身に着けている近未来的なアクセサリーを3Dプリント

・演じる女優の体のサイズにピッタリなものが作れるのもメリットとして挙げられる

参照元:
https://facfox.com/news/beyond-cgi-3d-printed-props-are-also-essential-in-film-industry.3dm

まとめ

今回の事例のように、映画業界では特に小道具の製造に3Dプリント技術が活用されています。
CGよりもリアルな撮影が出来て、身につける小道具は演者の体系やサイズに合わせて
作ることができる点が3Dプリンターでの造形の強みです。

弊社ではフルカラー樹脂素材以外にも各種樹脂、金属素材を取り揃えております。
興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。

 

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