補助記号 Rの使い方
補助記号 Rの使い方
半径の指示に使用します。
図面指示の仕方
寸法数値の前に寸法数値と同じ大きさで半径の記号Rを付けます。
寸法線は、円弧の中心方向からひいて、円弧の線上に矢印をつけます。
寸法線を円弧の中心からひく場合は、記号Rを省略してもかまいません。
中心位置がわかるように、中心線や黒丸などでその位置を示します。
図面の尺度や対象の形状による問題など、上記画像のような記入が出来ない場合は、
下記のように記入します。
長孔などの加工方法で、半径の寸法が他の寸法から決定されるものは、寸法線と記号Rを付けることで円弧であることを示し、寸法数値は記入しなくてもかまいません。
逆に、円弧の寸法を指定して幅の寸法を省略してもかまいません。
JIS B 0001:2010より抜粋