カブクコネクト

小径ピンの量産

カブクの加工事例

コスト50%削減と高精度加工を両立!
高精度小径ピン量産目標コスト達成の事例

精密機器メーカーのA社は、自社製品である「小径ピン」を外部で製造、調達していましたが、値上げにより目標コストでの調達ができなくなっていました。

SUS420F(HRC45)を使用し、焼入れ後の旋削加工では、安定した加工精度の担保と目標コスト達成の両立に頭を悩ませていました。

ー ご相談をいただいたきっかけ

このような中、A社様は「カブクなら様々な加工方法に詳しく、何か打開策を見つけてくれるはず」と期待を込めて当社にご相談くださいました。

ー コストダウンと高精度の両立を実現

まずはA社の課題を丁寧にヒアリング。
その結果、カブクの協力会社が保有する特殊機構の自動旋盤を活用することで大幅なコストダウンが可能になると判断し、提案しました。
協力会社との綿密な打ち合わせを重ね、最適な加工条件を見出すことで、従来品と比較して50%以上のコストダウンを実現しました。

ー ヒアリングから解決策のご提案へ

一方、もう一つの課題である軸径公差0.01mmの安定確保に向けては、旋削加工後に研削工程を追加することで対応。
一見、工程追加はコスト増に見えますが、旋削工程の大幅なコストダウンにより、工程追加によるコストの上昇分をカバー。
結果として、高精度と目標コスト、どちらも妥協しない生産工程を構築することができました。

弊社ではお客様の課題に様々な角度でヒアリングすることにより生産コストの削減と高精度加工を両立したサポートを行っています。
ぜひ、一度ご相談ください。

小径ピンの量産

材  質 SUS420F (HRC45)
工  法 特殊自動旋盤
表面処理 焼入れ
サイズ φ3 x L10mm / 1ロット30,000本
特徴詳細 SUS420Fの旋削加工後に研削工程を追加することで軸径公差0.01を達成。
1ロット10,000本以上の量産加工に適した加工方法となり、形状によっては月産200万本への対応も可能。