補助記号 皿ザグリの使い方
補助記号 皿ザグリの使い方
皿ザグリ穴(皿穴とも言う)を指示する際に使う補助記号です。
皿ザグリとは皿ねじなどの頭の形状に合わせて、円錐状に加工した穴のことです。
この加工をすることで、皿ねじなどがねじ穴に綺麗におさまり、板などから出っ張ることがなくなります。
図面指示の仕方
皿ねじ穴径(貫通やキリ穴など)の後に、皿ザグリ記号と穴入口の皿ザグリ径を記入します。
角度を指定しない場合は、基本的に90°で加工されます。
角度を指定したい場合は、皿ザグリ径の後に記入します。
ねじなどの頭部が飛び出すのを防止できるザグリ加工は、ネジをしっかり固定し、他の部品などとの干渉を防ぐのに必要な加工です。
他のザグリ加工(浅ザグリ・深ザグリ)については【技術情報:技術基礎】 補助記号 ザグリの使い方(※1)をご参照ください。
(※1)【技術情報:技術基礎】 補助記号 ザグリの使い方